本場結城紬の制作工程

PROCESS

本場結城紬は、今も昔も変わらぬ手作業が受け継がれています。

繭から反物になるまでは、40数工程あります。

それぞれの工程の大部分が分業制です。

動力を今でも用いず、何百本にも近い人の指を経て出来上がってゆきます。

1   真綿掛け

繭5、6粒分を重ねていき1枚の袋真綿となります。小倉商店では、“生がけ”にこだわっております。繭を熱変性から守るため、乾燥保存せず、冷凍保存しております。 セリシン効果で、職人さんの手は赤ちゃんを超える気持ちよさ!

2   糸取り

本場結城紬の要 撚りをかけずに真綿から引き出してゆく、手紬糸。熟練すると、ギュギュっと粘りのある音がします。

3   絣

結城紬は糸の段階で染めや柄付けをする“先染め”の織物です。(織りの前にたて糸、よこ糸それぞれに染色します)

絣くくり
柄の部分を図案にしたがって1ヶ所ずつ木綿糸で括っていきます。総柄など緻密な柄ものでは、1反分で数万ヶ所以上に及びます。
直接染色法(刷り込み法)
柄部分に直接色を付けていきます。やり直しがきかず、息を止めての作業が続きます。

4   染め

絣くくりの柄ものは、糸の奥まで染液がゆくよう“たたき染め”をします。 直接染色法の場合は、柄付け前に地色に染色します。

5   織り

地機(ぢばた)は、数千年前の土器にも見られる特徴を有する最古の織り機です。たて糸は織り手の腰に固定し、張り具合を調節しながら織るため、糸にやさしく手紬糸に最適です。無地・縞などは、高機(たかばた)で織るものもあります。

6   嫁入り決定

結城紬は流通時には、品質維持のため糊抜きをしていません。ガバガバした質感の状態です。手紬糸のため、特別な小麦原料の糊付けをしっかりした状態で織り上がります。

7   湯通し

お仕立て前に、必ず産地の湯通しを!「結城は湯通しをして完成する」と言われています。湯通しにより結城独特のしなやかな柔らかい風合いが完成します。

8   お仕立て

永く風合いが育ってゆくことが私どもの喜びです。袖を通すごと、また洗張りごとに風合いが育っていくといわれています。

本場結城紬の種類

1956年(昭和31年) 国の重要無形文化財に 3工程(糸つむぎ、絣くくり、地機織り) と 平織り が指定
2010年(平成20年) ユネスコ世界無形文化遺産 登録

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職人技

こちらでは、あまり表に出ない、本場結城紬の職人技をご堪能いただければ幸いです。

本場結城紬とは

ABOUT

  • 本場結城紬の製作工程
  • 非公開: 結城紬の歴史
  • 結城紬の証紙
  • 着用後のお手入れ