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〒307-0001 茨城県結城市大字結城116番地


重要無形文化財 結城紬とはABOUT YUUKITSUMUGI

「重要無形文化財 (*本場)結城紬」の指定条件


 国が重要無形文化財として総合指定した技術は、以下の3つの工程が指定の要件です。

  糸つむぎ:真綿から指先で糸をつむぐ
  絣くびり:防染する柄の部分を綿糸で括る
  織  り:地機で織る 
  
 本場を( )に入れたのは、認定書に「本場」とは入っていないためです。
  こちらのページで認定証をご確認いただけます。
  「本場結城紬」の表記は、登録商標上の名称です。

結城紬の「手つむぎ糸」について

結城紬の「手つむぎ糸」

結城紬の風合いは、ふんわりとやわらかい、そして張りがあります。
しかも、あたたかく軽いと評されます。
その秘密は、素材として使わている糸にあります。
繭を拡げてつくった真綿を手つむぎ、真綿を束ねたままの糸にします。
この糸には撚りがかかっていないので、
空気をたっぷりと包む込む繊維で弾力性のある独特の糸なのです。


結城紬の「絣くびり」について

結城紬の「絣くびり」


結城紬の絣は手くびりにより作られるものであり、
その技法は絣が生成された時からのものであります。
その古来からの技法こそが手つむぎ糸を絣として
染め上げることを可能にしたのです。
絣の一粒一粒を手で括り、一反分の柄を仕上げるのに
高級品では一年を要することもあるのです。
卓越した技術と根気がなせる技です。

*「くびり」とは「括る」の意です。


結城紬の「地機織」について

結城紬の「地機織」


結城紬に使用する地機は、
織る人が織機の一部となる最古の織機です。
たて糸を人の腰に固定して糸の張り具合を調整するため、
無理な張力をかけることなく、
糸に優しく手つむぎ糸を織るのに最適のしくみになっています。
よこ糸を織る時は、両足を伸ばし腰をつってピンとたて糸を張り、
大きな刀杼で打ち込みます。
小手先ではなく、全身を使って織るのが地機の織りなのです。


結城紬の証紙ラベルについて


  結城紬の証紙ラベルの見方についてを解説します。

結城紬のお手入れ方法


  湯通し、着用後のお手入れ、保存方法、洗い張りについてをご説明します。

結城紬 関連資料


  結城紬に関する資料を随時ご紹介します。


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